「前例のない歴史を作った」久保建英の驚異的な加入効果に現地紙注目!「過去10年で4番目に…」

2020年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「“クボマニア”がビジャレアルに流入」

実戦デビューの前に絶大な効果をもたらしている久保。(C) Getty Images

 久保建英のビジャレアルへの期限付き移籍が正式決定した2日後の8月12日、スペイン紙『AS』は発表から24時間でクラブのSNSフォロワー数などが、驚異的な伸び率を示していると報じた。

 そして18日、今度は同じく全国紙の『MARCA』が、「"クボマニア"がビジャレアルに流入」と題した記事で、久保の加入効果について改めて伝えている。

 記事によれば、公式発表後の24時間で、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックを合わせて計約3万人のフォロワーを獲得。また、ツイッターのインプレッション数は、通常が1日70万回のところ、移籍発表当日に824万9866回を記録したという。

 加入後24時間では約1200万回となり、月平均の約2200万回の半分以上を1日で叩き出した計算になるようだ。

 ちなみに先月、この数字が高かったのは、ブルーノ・ソリアーノとサンティ・カソルラという両レジェンドの退団(146万7756回)とウナイ・エメリ新監督の署名(224万9085回)で、それを大幅に上回ったことになる。また、公式サイトでは久保加入のニュースが、過去10年で4番目に多く読まれたという。

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 こうした効果について、『MARCA』紙は次のように綴っている。

「ピッチでどのようなプレーをするかはまだわからないが、タケフサ・クボの加入は、本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカの歴史をすでに作った。こうした影響は、クラブの歴史においてほぼ前例がない。彼がカステリョンに大勢のファンを連れてきたことは、称賛されるべきだ」

 ピッチ外でいきなり凄まじい効果をもたらしている久保。次はフィールドの上で、インパクトを与えられるか。実戦デビューは、22日に開催されるカルタヘナとのトレーニングマッチになる見込みだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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