「温かい言葉に何度も救われました」鳥栖が金明輝監督の退院を発表。チームは25日まで活動休止

2020年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「多くの方々にご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」と謝罪

19日に退院となった金監督。写真:田中研治

 サガン鳥栖は8月19日、新型コロナウイルス感染症で同11日より入院していた金明輝監督の退院を発表した。

 クラブのホームページによれば、金監督は退院後も活動を自粛するという。「Jリーグ、佐賀県、保健所、厚生労働省クラスター対策班の指導のもと、活動再開等の日程が決まり次第、改めてお知らせいたします」と発表されている。

 クラブを通して金監督は以下のようにコメントした。

「医療従事者の方々に支えられ、本日、無事に退院することができました。心より感謝申し上げます。多くの方々にご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。私のために大変な苦労をおかけしたJリーグ、共に戦っているJリーグ全てのクラブ、そしてフットボールを愛する皆様に深くお詫び申し上げます。この入院中、不安に思うことがある中で、家族、友人、応援してくださるサポーターの温かい言葉に何度も救われました。本当にありがとうございます。感謝の気持ちを忘れず、新型コロナウイルス感染症対策の意識をより一層強めてまいります」
 
 金監督をはじめ、クラブ関係者計11名が感染するなどJクラブ初のクラスター(集団)感染となってしまった鳥栖は、8月25日までの活動休止を発表。活動再開は同26日を予定している。これによって、同15日の10節・ガンバ大阪戦、同19日の11節・ベガルタ仙台戦、同23日の12節・北海道コンサドーレ札幌戦の少なくとも3試合の中止が決定していた。

 先日は独自にチーム関係者123名を対象にPCR検査を行ない、全員の陰性が確認されている。

 感染者の無事とチーム活動再開を祈りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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