活動休止中の鳥栖がチーム関係者123名にPCR検査を実施。全員の陰性が確認

2020年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

計10名のチーム関係者が感染していた

チームトレーニング休止中に独自でPCR検査を行なったサガン鳥栖。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 サガン鳥栖は8月18日、クラブの公式ツイッターを更新し、独自に行なったPCR検査の結果、123名全員の陰性が確認されたことを発表した。

 鳥栖は、11日に金明輝監督に新型コロナウイルスの陽性判定が出たことを公表。その後選手・スタッフ89名を対象に独自の検査を行ない、トップチーム選手6名、トップチームスタッフ3名に陽性反応が確認。計10名のチーム関係者が感染し、いわゆるクラスター(集団)感染となっていた。
 
 この事態を重く見たJリーグは、保健所などからの指導をもとに、少なくとも15日の第10節・ガンバ大阪戦、19日の第11節・ベガルタ仙台戦、23日の第12節・北海道コンサドーレ札幌戦の3試合の中止を決定。なお、代替日程については決定次第の発表となる。

 24日までのトレーニング休止も決定していた鳥栖は、17日に選手27名、トップチームスタッフ13名、アカデミースタッフ28名、社員25名、関係者5名、選手スタッフの同居家族25名の計123名に対してPCR検査を実施。その結果全員の陰性が確認され、以下のようなコメントを発表している。

「この度、サガン鳥栖では8/17(月)に123名を対象にPCR検査を行い、ただいま全員の陰性が確認されましたことをお知らせいたします。 もし体調不良者などが出た場合は速やかに関係各所と連携する体制をとっております。引き続き保健所の指導のもと新型コロナウイルス感染症対策に努めてまいります」

 これでチーム活動再開にむけ、一歩前進したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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