【大分】「連敗から学んだことはない」横浜撃破の立役者が漏らした“本音”。「後ろの選手が…」

2020年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クリーンシートでの勝利は自信につながる」

値千金の決勝点を決めた田中達。写真:徳原隆元

[J1リーグ第10節]大分1-0横浜/昭和電ド

 大分トリニータが横浜F・マリノスに1-0で勝利し、ついに長いトンネルを抜け出した。
 
 この試合の前までリーグ戦は5連敗。ルヴァンカップと合わせると公式戦8戦未勝利が続いていた。そんな苦しい状況で、ようやくもぎ取った勝点3。殊勲の決勝弾を決めた田中達也は「勝てたのは本当に良かった。安心というかとりあえずホッとした」と本音を漏らした。

 この男の千金弾以上に大きかったのは、守備陣の踏ん張りだ。連敗中は大量失点で敗れる試合も少なくなかったが、この日は強力攻撃陣を擁する昨季王者を相手に見事にシャットアウト。

 田中達は「後ろの選手が頑張ってくれた」とディフェンス陣の奮闘を称え、片野坂知宏監督も「ずっと失点が続いていた中で、クリーンシートでの勝利は自信につながる」と満足気だった。
 
 ただ、この勝利に浮かれているわけにもいかない。「連敗から学んだことはない」と話した今日のヒーローは、「まだまだ負け越しているので、この1回で終わらしたくない。サポーターの前で勝ってる姿を数多く見せたい」と力強く締めくくった。
 
 ようやく連敗を脱出した大分。次は連勝狙って札幌戦に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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