「インテルにようこそ!」CL惨敗でメッシがイタリアへ?「ミラノに連れてくる力はある」

2020年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテルがメッシに関心を寄せるのはモラッティ時代から

近年はクラブへの批判も口にしているメッシ。退団の可能性は?(C) Getty Images

 税金対策とみられる父親の不動産購入が報じられてから、インテルの一部サポーターは、リオネル・メッシの獲得を夢見ている。「父親に続いて本人もインテルのオフィス近くに家を購入」との報道が出回ってからはなおさらだ。

 メッシがバルセロナを離れることは想像しにくい。だが、現在のクラブ上層部との関係が良好ではないことは、たびたび取りざたされている。そしてインテルのオーナーである蘇寧グループは、ピッチ上の成績と世界市場におけるブランド力の双方で、クラブを飛躍させたいと望んでいる。

 ただ、インテルがメッシに関心を寄せるのは、元オーナーのマッシモ・モラッティ時代からのことだ。そのモラッティは、蘇寧グループにメッシを獲得する力があると話した。
 
 イタリア・メディア『Quotidiano.net』で、モラッティは「もうわたしはインテルのいちサポーターでしかなく、内密の情報など持っていない」と強調したうえで、「ひとつ分かっている」と続けている。

「リソースと能力から、蘇寧にはメッシをミラノに連れてくるためのすべてがあるということだ」

 そして8月14日、バルセロナはチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝で、バイエルンに2-8と大敗した。1-4と大差をつけられて迎えたハーフタイム、打ちのめされたかのようなロッカールームでのメッシの姿は、世界中で大きく報じられている。

 バルサの惨敗を、一部のインテル・ファンは好機ととらえたのだろうか。イタリア『ITASportPress』によると、SNSではメッシに移籍を呼びかける声が上がった。

「インテルにようこそ!」
「メッシ、今すぐインテルへ」
「レオ、君のことを待っているよ」
「こうなると、メッシは本当にインテルへの準備ができたと思う」

 もちろん、バイエルン戦の大敗が移籍に直結することはないだろう。ただ、バルサにとって歴史的な黒星だけに、大エースの去就にも影響すると見る(願う)インテル・ファンもいるようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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