「前例のない屈辱」「地獄に落ちた」歴史的大敗を喫したバルサをスペイン紙が酷評!

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半だけで4失点

まさかの大敗を喫したバルサ。頼みのメッシも不発に終わった。(C) Getty Images

 まさに衝撃的な敗戦だった。

 現地時間8月14日に行なわれたチャンピオンズ・リーグの準々決勝で、バルセロナはバイエルンに2-8の大敗を喫した。開始早々の4分にトーマス・ミュラーにゴールを許すと、前半だけで4失点。後半も63分にヨシュア・キミッヒに5点目を許した時点で集中力が切れ、ゴールラッシュを許した。

 なす術なくドイツ王者にねじ伏せられたバルサに、母国スペインのメディアも辛辣だ。
 
『MARCA』紙は「前例のない屈辱」と見出しを付け、「バイエルンがバルサの欧州における最大の敗北をもたらした」と綴った。

 さらに「悪意のあるスタッフがいるため、緊急の変化が必要」と指摘。今年1月のエルネスト・バルベルデからキケ・セティエンへの監督交代を「説明するのが難しい」とし、昨今の補強に関しても「注目を引くための署名」と糾弾した。

 そして、「大幅な刷新が必要だが、9月まで時間がないため、サイクルの終焉を迎えるかもしれない」と締めくくっている。

 また同じく全国紙の『AS』も「地獄に落とされたバルサ」とのタイトルでこの一戦をレポート。「バイエルンによって、チームは崩壊し、屈辱を与えられた」「最初の1分から歴史的な大災害が発生した」と酷評した。

 無冠に終わったバルサは、この窮地からチームを立て直せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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