「左右両SBでプレーできる」FC東京の室屋成がドイツ2部のハノーファーに完全移籍!3年契約で原口元気と共闘へ

2020年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ようこそ!」「いい補強だ」

ドイツで海外初挑戦が決まった室屋。(C)SOCCER DIGEST

 8月14日、FC東京の日本代表DF室屋成が、原口元気が所属するドイツ2部のハノーファーに完全移籍することが発表された。15日の名古屋グランパス戦を終えた後にドイツに渡り、現地でメディカルチェックなどを経て正式入団となる。

 室屋はFC東京のHPを通じ、「はじめにFC東京の選手として約4年半、最高のファン・サポーターの前でプレーできたことを誇りに思います」とコメントを発表。「クラブの理解とサポートもあり、東京での経験を糧にチャレンジしてきます。これからも応援よろしくお願いします。最高の時間をありがとうございました!」とファンにメッセージを送っている。
 
 そしてほぼ同時に、ハノーファー側も室屋の加入を発表。HPでは、「我々のプロフェッショナル、ゲンキ・ハラグチとも共闘した、26歳のフルバックがチームに加入する」と紹介。契約期間は3年としている。

 また、スポーツディレクターを務めるゲルハルト・ズーパー氏は、「ムロヤは技術的に優れていて、スピードがあり、いいクロスを上げる。また、素晴らしい強いメンタリティーの持ち主で、チームの力になる。右でも左でも、両方でプレーできることも強みだ」と評し、1部復帰を目指すクラブの戦力になると強調した。

 そして、地元サポーターからはさっそく歓迎の声が上がっている。

「ようこそ! ハラグチに続くプロを獲得できた」
「いい補強だ。26歳の右ディフェンダー、矢のように速く、非常に優秀なプレイヤーになる可能性を秘めている!」
「へんな時間に報告されたけど、日本時間に合わせたのか。なんにせよお疲れ!うれしいニュースをありがとう!」

 初の海外挑戦で、室屋は1部昇格に貢献できるか。原口とのコンビにも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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