「イタリア人監督が偉大なんて…」CL敗退のアタランタを皮肉った元フランス代表監督のツイートが“大炎上”!

2020年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランスのファンからも非難殺到

かつてフランス代表を率いた経験を持つドメネクのツイートが問題視されている。 (C) Getty Images

 現地時間8月12日にポルトガルのリスボンで、チャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝が開催され、初出場で8強に入りしたアタランタはパリ・サンジェルマンと好戦を演じながらも、1-2の逆転負けを喫した。

 下馬評通りフランス王者を大いに苦しめ、ゲーム終盤まで1点をリードしていたものの、90分に同点弾を献上。そしてアディショナルタイムにマキシム・シュポ=モティングに決勝弾を浴び、敗退の憂き目に遭った。

 それでも、全選手の総年俸がネイマール一人分という戦力差がありながらも、一歩も引かないアグレッシブなサッカーは、大きな賛辞を集めた。

 それだけに敗退を揶揄した人物への批判が止まらない。元フランス代表監督のレイモン・ドメネクは、試合後に自身のツイッターで次のように発信した。

「PSGが与えてくれた感動とガスペリーニの終盤の交代策に感謝。イタリア人監督が偉大な戦術家であるという伝説は今日も伝説のままだった。結局、勝者となったのはトゥヘルだ」

 これにはファンから異論が殺到。案の定、炎上騒動へと発展している。
 
「2006年の決勝でトレゼゲを入れたフランスは負けたぞ。あんたのチームだったな」
「2006年のファイナルのことは忘れていないか?」
「あのファイナルで怖じ気づいたのは誰だ」
「財政が限られるアタランタをここまで昇華させられたのは、ガスペリーニだけだ。もしも、あんただったら今頃はセリエCだ」
「星占いに頼るあんたなんかよりもマシだ」
「結果論にすぎない」

 かつてドメネクは2010年の南アフリカ・ワールドカップでフランス代表を率いた際に、選手たちと対立して練習をボイコットされるなど、レ・ブルー(フランス代表の愛称)をまとめきれず、悪名を残している。そのため、フランス人のファンからも批判的なコメントが相次いでいる。

「やめておけ。どんな監督よりもあんたよりは優れている」
「ガスペリーニをひがむのはやめろ」
「いずれにしろ、大会中に選手たちから総スカンをくらったドメネクって監督よりは良いよね」
「見るに堪えないツイートだ」

 自身の失敗を棚に上げたツイートは、大衆には受け入れられなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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