パリSGが90分からの2ゴールで歴史に残る大逆転!アタランタの夢を打ち砕き25年ぶりの4強に進出【CL】

2020年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場のエムバペが決勝アシスト

逆転劇を呼び込んだネイマール(奥)とシュポ=ポティング。(C) Getty Images

 現地時間8月12日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝のファーストマッチ、アタランタ対パリ・サンジェルマンが、ポルトガルのスポルト・リスボア・ベンフィカで行なわれた。

 開始3分、いきなりビッグチャンスを迎えたのはパリSGだ。イカルディとのパス交換から抜け出たネイマールがGKと1対1となるが、シュートミスで決め切れない。

 そこから15分間ほどペースを握ったアタランタは、徐々にパリSGに押し込まれ始まれた27分、先制点を奪う。敵陣でパスをつなぎ、こぼれ球に反応したパシャリッチが左足の正確なショットでネットに突き刺した。

 その後はリードを奪われたパリSGが攻勢を強めるも、最後の局面での精度を欠き、ゴールを奪えない。42分には敵のバックパスをかっさらったネイマールが決定機を迎えるが、左足のシュートは大きく外れてしまう。

 1点ビハインドで折り返したパリSGは、60分に足首の故障でこの試合の出場が危ぶまれていたエムバペを投入。74分には、同じく途中出場のパレデスのパスに反応して左サイドから抜け出るが、GKスポルティエッロの好セーブに防がれる。80分にも同じような形から再び7番が決定機を迎えるが、今度はDFにブロックされる。

 このままアタランタが逃げ切るかに思われた90分、途中出場のシュポ=ポティングのクロスを収めたネイマールが中央に送り込んだパスに、ゴール前に上がっていたマルキーニョスが詰めて、パリSGが同点ゴール。試合を振り出しに戻す。

 さらに、ドラマが待っていた。その2分後にネイマールのスルーパスを受けたエムバペが折り返し、最後はシュポ=ポティングが合わせて、劇的な逆転ゴールを奪う!

 歴史に残る大逆転劇を演じたパリSGがこのまま2-1で勝利。18日に行なわれる準決勝で、RBライプツィヒ対アトレティコ・マドリーの勝者と対戦することとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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