「右下蹴るね?」「金子君が蹴るの?」清水MF金子翔太が明かすPKの舞台裏。札幌MFとの駆け引きの内容は…

2020年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

金子の強いメンタルにファンも称賛!

金子(写真右)がPK前に荒野(写真左)と交わした会話の内容を明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 清水エスパルスのMF金子翔太が8月10日に自身のツイッターを更新。8日に行なわれたJ1リーグ9節の北海道コンサドーレ札幌戦で、貴重な先制ゴールとなったPKの舞台裏を明かした。

 ホームに札幌を迎えた清水は、前半終了間際の45+4分にPKで先制。その後、一度は同点に追いつかれたものの、85分にヘナト・アウグストが勝ち越し弾、90+3分にカルリーニョス・ジュニオが追加点を挙げ、3-1の勝利を収めた。清水は今季2勝目、ここ4戦負け無しと好調をキープしている。

 この試合で先制点となるPKのキッカーを務めた金子だが、ボールをセットした際に札幌のMF荒野拓馬に話しかけられ、これに笑顔で対応。その後もボールを蹴るまでの間、ふたりで約1分程度話し込んでいた。
 
 PKのシーンについて金子は自身のツイッターで、「蹴る前に荒野選手になんて言われていたのか教えてください!と沢山の方からコメント頂きました」とファンから多くの質問が寄せられたとし、真相を明かした。

「『右下蹴るね?』『金子君が蹴るの?』『今年これ決めたら何点目?』と1分間程話をしてたと思います。笑 ちなみに荒野選手とは面識はありませんでしたが、ゴール後は『ナイスゴール』と言ってくれました」

 この投稿には、「面識ない中、大人の対応」「動揺しないメンタルの強さ!」「ささやき戦法に負けない見事なゴールでした」など、相手の揺さぶりにも臆せず、しっかりとゴールネットを揺らした金子の強いメンタリティを称賛するファンの声で溢れた。

 現在14位の清水は、12日にルヴァンカップを挟み、15日にアウェーでベガルタ仙台と第10節を戦う。まずは今季初の連勝を挙げ、浮上のきっかけを掴みたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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