バイエルン戦から12時間後に1000キロ先の地元で草サッカーに参戦! チェルシー俊英FWの行動が話題に

2020年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

一体なぜ草サッカーに?

プライベートでの振る舞いが注目を集めているのが、ハドソン=オドイだ。 (C) Getty Images

 チェルシーの俊英FWカラム・ハドソン=オドイの"動向"が話題を呼んでいる。

 現地時間8月9日、英紙『The Sun』は、ハドソン=オドイがミュンヘンで開催された公式戦の翌日にロンドンで草サッカーをしていたことをすっぱ抜いた。

 去る8日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16の第2レグで、チェルシーはバイエルン・ミュンヘンに1-4と敗戦。2戦合計でも1-5と大差をつけられて2019-20シーズンの終わりを迎えた。

 そのバイエルン戦でフル出場をしていたハドソン=オドイは、なんと翌日の午前10時には、1000キロも離れた地元の南ロンドンでの草サッカーに参戦していたのだ。午後9時50分にCLでの大一番を終えてから約12時間後の出来事である。
 
 今年5月にはロックダウン(都市封鎖)を破り、パーティーに参加していたことが物議を醸していた19歳の俊英だけに、またもプライベートで騒動か――と思われたが、今回は違う。『The Sun』が伝えたところによると、この草サッカー大会は、人種差別撤廃とナイフによる犯罪撲滅を呼び掛ける社会福祉活動を兼ねたチャリティーイベントで、クラブも事前に了承していたという。

 同紙の取材に応じた参加者は、「まさかハドソン=オドイが来るなんてね。本当に驚いた」と語り、イベント中の様子について次のように語っている。

「ハドソン=オドイのことは誰でも知っているからみんなが群がっていたけど、彼は嫌がることなく気さくに話し込んでいたよ。疲れた様子なんて微塵も見せずに、とにかくイベントを成立させることを喜んで手伝ってくれたよ」

 また、イベントで試合を行なったサハFCとランベス・オールスターズの両チームからも感謝のメッセージが寄せられるなど、ハドソン=オドイが見せた"タフさ"と行動力には、賛辞が集まり続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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