注目の19歳の加入に、ファンも沸き立っている。

　現地時間８月10日、ビジャレアルは、レアル・マドリーが保有する久保建英を１年のレンタルで獲得したことを発表した。

　スペイン紙『AS』によれば、買い取りオプションはなく、レンタル料は250万ユーロ（約３億1250万円）だという。

　2019-2020シーズンはマジョルカへの武者修行に出た日本の至宝は、デビューシーズンながら35試合に出場して４ゴール・４アシストをマーク。チームは19位で降格したものの、鋭いドリブルや敵の虚を衝くパスで、違いを作り出した。ちなみに、久保が昨年11月に決めたリーガ初ゴールは、このビジャレアルから奪ったものだ。
 

　10チーム以上が獲得に動いたとされる人気銘柄の加入が決まり、ビジャレアルのファンも興奮を隠せない。久保の入団を伝えた公式SNSには、次のようなコメントが殺到した。

「期待しているぞ！」
「最高の補強だ」
「彼はクラックだ」
「きっと良いシーズンを過ごせるよ」
「エメリは彼を活かす方法を分かっているはず」
「素晴らしいチームと素晴らしい選手、ローンの最良の選択肢だ」
「タケ、幸運を！」
「彼がいれば欧州でも勝てる」
「タケに相応しいクラブだ」

　ヨーロッパリーグにも出場する有力クラブで、成長著しい若きサムライがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。ピッチに立つ姿を、ファンは心待ちにしていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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