徳島のFW押谷祐樹がクラブ内では2人目のコロナ陽性に。現在は37.2度で自宅で経過観察中

2020年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

今後は保健所の指導のもとで、チーム活動再開の予定

昨季はリーグ戦30試合に出場し4得点を決めていた押谷。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J2の徳島ヴォルティスは8月9日、クラブの公式ホームページでFW押谷祐樹に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを公表した。

 徳島では8月6日にMF藤原志龍がコロナ陽性の判定を受けたため、同日にチーム関係者50名を対象にクラブ独自のPCR検査を実施していた。押谷はその検査で再検査判定が下され、8日に再検査の結果、陽性と判定された。

 押谷には8日20時頃の検温で37.2度の発熱がみられ、自宅にて経過観察となっている。今後は管轄保健所の指導のもと経過観察を行なう見込みだ。また、感染経路は分かっておらず、直近2週間の行動履歴は、練習以外、自治体等から発せられる懸念先への行動はなかったという。なお、クラブ内に押谷の濃厚接触者はおらず、現在、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える選手、スタッフはいない模様だ。
 
 クラブ2人目のコロナ陽性となってしまった押谷は、クラブの公式ホームページで以下のようにコメントしている。

「たくさんの方々にご迷惑をかけ、また徳島県民の皆さまにも大変申し訳なく思っています。今回、陽性判定を受けたのは私個人となりますので、私の家族にはご配慮をいただきますようよろしくお願いします。一日も早く治して、ピッチで元気な姿を見せられるよう治療して参ります」

 徳島は昨日のJ2リーグ10節はコロナ陽性者が出たことで開催が危ぶまれたものの、ホームでのV・ファーレン長崎戦を予定通り開催。3-1で快勝した。

 クラブは「今後のチームトレーニングについては管轄保健所の指導のもと実施する予定です」としている。徳島は12日に町田ゼルビア戦、16日にヴァンフォーレ甲府戦がそれぞれ敵地で予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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