「誰か教えてくれよ!」レバークーゼンMFが“累積リーチ”を知らされず怒り!不用意なイエローでインテル戦は出場停止に…

2020年08月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「事前に教えてくれていたら…」

累積警告でインテルとの大一番は出場停止になってしまったアランギス。(C) Getty Images

 8月6日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のラウンド・オブ16第2レグ、レンジャーズとの一戦の開始15分、レバークーゼンのチャルレス・アランギスは、敵陣で相手のカウンターの起点をつぶし、イエローカードを提示された。

 これにより、このチリ代表MFは累積警告でインテルとの準々決勝に出場できないことになった。だがこの時、本人は自分がサスペンションにリーチがかかった状態だと知らなかったそうだ。

 イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、アランギスは母国チリの『Las Ultimas Noticias』で「自分が累積警告リーチだとは知らなかった。だれからも言われていなかったんだ」と話している。

「怒っている。10日の試合(インテル戦)に出られないのだからね。出場停止のことは、試合が終わってから言われた。事前に教えてくれていたら、もっと気をつけて、あのタックルも避けていたかもしれないのに」
 
 敵地での第1レグで3-0と快勝していたレバークーゼンは、ベスト8進出が有力視されていた。しかも、イエローカードをもらったのは、15分という早い時間帯の、敵陣でのプレーだ。それだけに、状況を把握していれば、無理に止めにはいかなったかもしれない。

 しかし、現実としてアランギスはインテルとの大一番でピッチに立つことができない。同胞アレクシス・サンチェスとの対決もなくなった。「彼との対戦というよりも、ただELの試合に出たかった」と悔やんだ。

「この状況にはナーバスになっているよ」

 ただ、レバークーゼンがインテルを下せば、アランギスは準決勝から再びピッチに立つことができる。優勝候補とのビッグマッチに注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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