【CLプレビュー】レバークーゼン 対 A・マドリー|似た者同士の戦いはA・マドリーに一日の長

2015年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテンシティの高いスペクタクルな戦いになる。

予想フォーメーション

レバークーゼン 対 A・マドリー
2月25日(日本時間2月26日4:45)@バイ・アレーナ
(第2レグ|3月17日@ビセンテ・カルデロン)
 
[過去の対戦成績]
初対戦
 
≪レバークーゼン 勝利への戦術的ポイント≫
 
 戦術の完成度ではA・マドリーに分がある。とりわけ守備組織は強固で、自陣に引いた彼らを崩すのは容易ではない。相手にボールを預け、自慢のハイプレスからショートカウンターを繰り出す展開に持ち込むのが理想だ。
 
 最も得点の可能性が高いのは、チャルハノールのプレースキック。この武器を最大限に活かすために、アタッカー陣は積極的に仕掛けてゴール前でのファウルを誘いたい。
 
 守備の局面では集中力を保てるかがキーポイント。ここ数年は、格上相手に先制を許すと、そのままズルズルと失点を重ねる傾向がある。最後まで粘り強く戦う姿勢を維持できるか。
 
[出場停止]MFトプラク
[怪我人]DFイェドバイ(欠場見込み)、MFベンダー(欠場見込み)、MFクルーズ(欠場見込み)
 
≪A・マドリー 勝利への戦術的ポイント≫
 
 レバークーゼンは、A・マドリーと非常によく似たスタイルを持つチーム。どちらもポゼッションにはほとんど拘泥しないゆえ、中盤を省略してロングボールが飛び交う、アグレッシブでめまぐるしい展開になる可能性が高い。テクニカルな観点からは見どころは多くないものの、インテンシティの高いスペクタクルな戦いになるのは間違いないだろう。
 
 となれば、違いを作り出すのは個のクオリティで、両チームを比較すると、ほとんどのセクションでA・マドリーに軍配が上がる。試合状況を読み取って適切に対応するゲームマネジメントの能力にも、一日の長がある。
 
[出場停止]なし
[怪我人]DF J・ヒメネス、MFコケ(欠場見込み)、MFアルダ、
 
(ワールドサッカーダイジェスト2015.2.19号より一部修正・加筆)
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