昨季得点王が明かした劇的AT弾の裏側。“難しいボール”にも対応できたのは…

2020年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ようやく今季3勝目、直近5試合では負け越しているが…

後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪ったマルコス・ジュニオール。今季5ゴール目となった。写真:滝川敏之

[J1リーグ8節]仙台0-1横浜/8月1日(土)/ユアスタ

 昨シーズンの得点王が苦戦を強いられたチームに、歓喜をもたらす一撃を放った。

 攻守の切り替えが激しく、互いに隙を見せないタイトな戦いとなった試合は、後半アディショナルタイムの4分過ぎ、ついに決勝点が生まれた。0-0で迎えた90+5分、横浜は左サイドのティーラトンからクロスが上がると、これに合わせたのはマルコス・ジュニオール。やや相手に触れて軌道が変わったが、ボールにうまく右足を合わせてネットを揺らした。

 今季5ゴール目で、劇的な勝利の立役者となったブラジル人アタッカーは得点シーンを振り返り、「難しいボールが転がってきたが、ティーラトン選手にボールが渡った時にはしっかりエリアに侵入することを常に考えているので、そこで冷静さを保ってしっかりシュートを打つことができた」と、日頃の心構えがゴールへつながったと劇的弾の裏側を語った。

 チームはようやく今季3勝目。直近5試合では2勝3敗と負け越している。決して楽観視できるような状況ではないが、焦りはない。
「去年から魅力あるサッカーを見せてきたなかで、今年は相手が凄く研究して守備的に来ているので、去年を上回るようなサッカーを見せなければいけない。だが、今季もここまで素晴らしいサッカーができているので、これまで通りのサッカーを見せていけば間違いなく連勝も見えてくると思う」

 次節は4連勝中の柏レイソルをホームに迎えての一戦だ。「難しい相手だが、しっかり準備をして勝ちたい」と今季初の連勝を目指して、決意を語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第8節PHOTO】仙台0-1横浜|マルコス・ジュニオールが劇的AT弾!横浜FMが仙台に1-0勝利!

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