【ACL第1節】G大阪 0-2 広州富力|攻守に精彩を欠き、四冠へ暗雲漂うスタートに

2015年02月24日 サッカーダイジェスト編集部

イージーミスで自滅する展開に。

【G大阪 0-2 広州富力】G大阪のフォーメーション。

 すでにプレーオフ2試合を戦い、コンディション面や連係では明らかな充実ぶりを見せていた広州富力が、G大阪の隙に見事につけ込んだ。
 
 開始早々の10分に、G大阪は自陣でのパスミスからカウンターを受けると、昨季の中国リーグで得点ランク2位のハメドアラーが蹴り込んで広州富力が先制する。
 
「先に点を取られて難しい展開にしてしまった」と遠藤が振り返ったが、先制点を奪ったことで広州富力は堅いブロックを自陣に形成し、ハメドアラーの個の力でカウンターを繰り出す戦いを徹底。追う展開となったG大阪は今野の代役としてボランチを務めた小椋のフィット感のなさと、イージーなパスミスの多さで自滅する恰好となってしまった。
 
 後半からは倉田をボランチに投入し、攻勢に出たG大阪だが、頼みのエース宇佐美も単独での仕掛けを強いられる場面が多く、ボールを保持しながらも決定機は皆無に近かった。
 
 80分にはFKが壁に当たる不運もあって、致命的な2点目を献上。攻守に精彩を欠いたG大阪は黒星スタートとなり、目標の四冠へ向け、早くも道の険しさを思い知らされる結果となった。

■試合の結果
G大阪 0-2 広州富力
得点者/G=なし
        広=ハメドアラー、ワン・ソン
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