稀代のレジスタがサッカー界の現場に復帰する。現地時間７月30日にユベントスは、元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロがU-23チームの新監督に就任すると発表した。
 
　ユベントスのU-23チームは2018年に発足し、３部リーグのセリエCに参戦、2019-2020シーズンはファビオ・ペッキア（元アビスパ福岡指揮官）が監督を務め、ピルロはその後任として2020-2021シーズンから指揮を執る。
 
　ピルロはミランやユベントス、そしてイタリア代表などで活躍し、同年代のシャビ（現アル・サッド監督）ともに「世界最高の司令塔」と謳われた名手。2017年11月にニューヨーク・シティで引退している。
 
　以降はテレビ解説者を務める傍らで、コーチングライセンスの取得にも動き、かねてから噂されていた通り古巣ユベントスで指導者キャリアをスタートさせることになる。
 

　このビッグニュースに世界中のサッカーファンも即座に反応。SNSには歓喜の書き込みが殺到した。同じく古巣の下部組織チームで指導者キャリアをスタートし、名将に伸し上がったジョゼップ・グアルディオラやジネディーヌ・ジダンに譬える声もある。
 
「おかえりレジェンド！」
「マエストロ（指揮者）の愛称通りに、本当の監督になる」
「あのピルロが監督なんて、楽しみすぎる！」
「いつかユベントスでトップチームを率いてほしい」
「サッリの後継者は決まりだな」
「未来のペップやジダン」
「元司令塔は名将になる人が多いよね」
「永遠のアイドルがサッカー界に戻ってきた！ 最高のニュース！」
「待ってました！」
「ベンチ姿、絶対にかっこいい」
 
　1979年生まれで現在41歳のピルロだが、現役時代に仲間だった年齢の近いジェンナーロ・ガットゥーゾ（現ナポリ監督）、フィリッポ・インザーギ（現ベネベント監督）、アレッサンドロ・ネスタ（現フロジノーネ監督）、ファビオ・リベラーリ（現レッチェ監督）、エウジェニオ・コリーニ（元ブレッシャ監督）などは、すでに指導者キャリアをスタート済み。彼らに続いての監督挑戦に、大きな注目が集まっている。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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