横浜FC、サポーターのガイドラインに反する“大声&飲酒行為”を報告。「迷惑行為」として8月から警備強化へ

2020年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合中の警備体制及び巡回を強化

横浜FCが7月開催のホームゲームにおいて禁止行為があったとして、ファン・サポーターに警鐘を鳴らした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜FCは7月30日、7月開催のホームゲームにおいて禁止行為があったとして、ファン・サポーターへ警鐘を鳴らした。

 クラブによると、7月にホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で開催された4試合において、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反するスタジアムで大声を出す行為や、アルコールの持ち込み・飲酒行為が報告されたとして注意を促し、「迷惑行為」であることを強調した。

「新型コロナウイルス感染のリスクを最大限に防ぎながらJリーグを再開するという内容に反しており、何よりも周りのお客様への迷惑行為となっています」

 サポーターによる禁止行為は、12日に開催されたJ1リーグ4節・浦和対鹿島の一戦でも問題となっており、浦和の一部サポーターがガイドラインに違反する大声や指笛を行なったとして、他サポーターからも批判の声が殺到。Jリーグの会見で村井満チェアマンが「サッカーを愛する方では起こり得ない事案で大変残念」と発言するなど物議を醸していた。
 
 今回の問題を受け横浜FCは、8月以降のホームゲームから入場前の周知を強化すると表明。スタジアム内でのアルコール所持または飲酒行為があった場合は、その場でアルコール飲料を回収し、また試合中の警備体制及び巡回も強化するとした。

 クラブは最後に、「ホームゲームにご来場いただく皆様が安心安全なスタジアムで観戦いただけるよう、皆さまのご理解・ご協力を何卒宜しくお願い致します」と呼びかけている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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