【CLプレビュー】マンチェスター・C 対 バルセロナ|受けに回る精神的ストレスにマンCが耐えられるか

2015年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサの鍵はハイプレスを機能させてカウンターを許さないこと。

予想フォーメーション

マンチェスター・C 対 バルセロナ
2月24日(日本時間2月25日4:45)@エティハド
(第2レグ|3月18日@カンプ・ノウ)
 
[過去の対戦成績]
バルセロナの2勝0分け0敗
 
≪マンチェスター・C 勝利への戦術的ポイント≫
 
 圧倒的なポゼッションを誇るバルセロナが相手だけに、カウンター狙いの戦い方を選ばざるを得ないだろう。トップ下にはトゥーレ・ヤヤを置き、ビルドアップの基準点であるブスケッツに常にプレッシャーをかける戦術が有効だ。ただし第1レグはトゥーレ・ヤヤがサスペンションで出られない。
 
 前線はカウンターで違いを作り出せるスピードのあるアタッカーを置くのが得策。右にJ・ナバス、CFにアグエロ、左に守備力の高いミルナーという配置が妥当だろう。
 
 主導権を握り相手を押し込んで戦うのに慣れたチームゆえ、受けに回った時のメンタル的なストレスにどれだけ耐えられるかも、互角に戦えるかどうかの大きなポイントになる。
 
[出場停止]MFトゥーレ・ヤヤ
[怪我人]MFミルナー
 
≪バルセロナ 勝利への戦術的ポイント≫
 
 バルセロナにとって最大のリスクは、組み立ての段階でボールを失い、ファーストプレスをかわされ、カウンターからフィニッシュを許すというパターン。それを避ける上で鍵になるのは、攻撃から守備へ切り替える際のハイプレスを機能させ、即時奪回ができない場合にもカウンターを許さないことだ。
 
 攻撃に関しては、得意のパス回しで中盤のスペースをこじ開け、メッシ、ネイマール、イニエスタが敵2ライン(DFとMF)間で前を向く状況を作るのがポイント。彼らのクイックネスとアジリティを活かした突破は、鈍重なシティの最終ラインを困難に陥れるだけのクオリティを備えている。
 
[出場停止]なし
[怪我人]DFヴェルメーレン(欠場見込み)、DFドグラス(欠場見込み)
 
(ワールドサッカーダイジェスト2015.2.19号より一部修正・加筆)
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