横浜、非常勤クラブスタッフ1名の新型コロナ感染を確認。ほか選手・スタッフに濃厚接触者はなし

2020年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在の健康状態は良好。近日中に入院へ

横浜が非常勤クラブ事業スタッフ1名が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜F・マリノスは7月30日、非常勤のクラブ事業スタッフ1名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを発表した。

 クラブによると感染したスタッフは、8月2日に宮城県東松島市で開催予定の復興支援活動(延期が決定)の実施に伴い、7月28日に事前にPCR検査を実施。その結果陽性と判定された。横浜は以前から在宅勤務を中心とした勤務体系を取っており、スタッフの行動履歴から、「弊クラブの選手・チームスタッフ、クラブ事業スタッフおよびアカデミー・スクールコーチ含むクラブスタッフに濃厚接触者なし」との保健所からの判断を受けたという。

 現在の健康状態は、直近の2週間で体温は36度台で、体調不良やコロナウイルスの症状は見られず良好。保健所の指導のもと近日中に医療機関に入院する予定だという。
 
 なお、クラブは今後の対応について以下のように説明している。

「選手・チームスタッフ、クラブ事業スタッフおよびアカデミー・スクールコーチのなかで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を呈している者はおりません。クラブとしましては、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります。事業スタッフにおいては、在宅勤務を中心とした勤務体系を継続いたします。また、保健所、行政との連携等、全面的に協力して参ります」

 28日には名古屋が選手寮の調理スタッフ1名の感染を確認。これまでFW金崎夢生とGKランゲラック、DF宮原和也、MF渡邉柊斗ら選手・スタッフを含め計6人が陽性判定を受けた。全国的に感染者が増えるなか、Jリーグでも予断を許さない状況が続いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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