[J１リーグ７節]札幌３－１横浜／７月26日／札幌ドーム

　札幌のMF駒井善成が自身J１初ゴールとなる同点弾で、チームに勢いをもたらした。

　試合は15分に天野純のミドルシュートで横浜に先制されるも、その直後の16分にGKのロングフィードから、右サイドで受けたルーカス・フェルナンデスがゴール前に仕掛けてスルーパスを供給。これを駒井がダイレクトで右足を振り抜き、あっという間に同点とした。

　さらに２分後にも荒野拓馬が勝ち越しゴール。後半は横浜の猛攻を受けるシーンもあったが、コンパクトな守備で耐え抜き、89分には金子拓郎がダメ押し弾を決め、３－１で４試合ぶりの白星を挙げた。

　貴重な同点ゴールを挙げた駒井は、試合後のフラッシュインタビューで自身の得点シーンについて、「相手の得点のあとに、早い時間帯で追いつくことができたので、チームとしても息を吹き返すゴールだったと思うので良かったです」と語った。
 

　駒井は浦和で2016年からの２シーズン、2018年から札幌でJ１の舞台を戦っているが、いまだ得点はゼロ。この日の得点が記念すべきJ１初ゴールとなった。

「本当に外しすぎていて…僕J１で得点出来ないんじゃないかと思っていたので、決められてホッとしています」

　札幌はこれで再開後６戦無敗。ホーム３連戦が続いたが、サポーターの後押しを背に、１勝２分の無敗と、着実に勝点を稼いだ。

「ようやくみなさんの目の前でプレーすることができて、少しでも勇気とかを与えられて良かった。ホーム３連戦ができるので、次も難しい相手ですけど、しっかり勝利をみなさんに届けられるように準備したいと思います」

　次節は８月２日に多くの優秀なタレントを擁する神戸と再びホーム・札幌ドームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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