【横浜】遠藤渓太の国内ラストマッチは不安の残る終焉に…海外挑戦を控えるなか腰を痛めて途中交代

2020年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半途中にまさかの交代でピッチを後に…

17分に途中交代した遠藤。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜の東京五輪世代アタッカーが、海外挑戦前の最後の国内マッチに先発出場。しかし、前半途中に腰を痛め、途中交代でピッチを後にした。
 
 J1リーグは7月26日、各地で第7節の9試合を開催。札幌ドームでは、札幌対横浜の一戦が唯一のデーゲームとなる13時8分から行なわれ、前半終了時点で1-2と横浜が1点のビハインドを負っている。
 
 札幌との一戦に3トップの左ウイングで先発出場した遠藤渓太は、開始直後から持ち味のドリブルで積極的に仕掛ける。開始わずか1分には、ドリブルでペナルティエリア左まで持ち上がり、ゴール前に絶妙なラストパスを供給。走り込んでいたエジガル・ジュニオのシュートはGKのセーブに遭うも、立ち上がりから遠藤が存在感を発揮する。
 
 しかし、天野純のゴールで先制し、同点に追いつかれた直後の17分に、腰を押さえて途中交代。代わって大津祐樹が途中投入された。
 
 遠藤は25日にドイツ1部のウニオン・ベルリンへ期限付き移籍が決定。レンタル期間は2021年6月30日までとなっており、ウニオン・ベルリンの発表によると、買い取りオプション付きの契約となっているという。
 
 下部組織で育ち、横浜も将来に期待を寄せる22歳だが、不安の残る国内ラストマッチとなった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事