「クボは時間を無駄にしない」久保建英の運転免許取得がスペインで話題!「ライバルが楽園にいる間に…」

2020年07月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

教習所がインスタに投稿

運転免許を取得した事実が明らかになった久保。(C) Getty Images

 レアル・マドリーからマジョルカにレンタルされていた久保建英は、随所に違いを作り出し、"ルーキー"ながら攻撃を牽引した。だが、残念ながらチームを残留に導くことはできなかった。

 その日本代表MFは、シーズン終了後も重要なミッションが残っていたようだ。7月25日、全国紙『MARCA』などのスペイン・メディアが、久保が運転免許を取得したことを報じた。

 その情報が明らかになったのは、『ミゲル・カレット自動車学校』が同校のインスタグラムで、久保が試験に合格した事実を伝えたからだ。スペイン版の初心者マークを手にした19歳と教官の2ショット写真とともに、次のようなメッセージを投稿している。

「タケフサ・クボの努力、決意、そして規律を心から祝福します。あなたをここに迎えることができて光栄です。私たちは、あなたがここに通い、プレーヤーとして、そして人として自分を成長させて、トップに到達させる重要な価値感を発見することができて嬉しいく思います」

 この投稿に、久保本人も反応。「私はあなたを自動車学校の教官として迎えることができてとても幸運でした」と感謝の意を表わしている。
 
『MARCA』紙は、この"日本の至宝"の免許取得について、EU圏外選手枠の問題でマドリーへの即時復帰が難しい点と絡めて、「クボはスペインの国籍は持っていないが、運転免許は持っている」と綴った。

 また、マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「時間を無駄にしない。運転免許を取ったばかりのマドリーの選手」との見出しで記事を掲載。「(EU圏外選手枠を争う)ヴィニシウス(・ジュニール)、レイニエール、ロドリゴ、(エデル・)ミリタンが
イビサ島の楽園のような場所にいる間、クボはマジョルカで運転免許を取得するために教習所に通った」と報じている。

 免許取得だけでここまでニュースになる選手はそう多くはないだろう。この19歳への注目度は、シーズンオフも下がることはなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】スペイン版初心者マークを手にした久保建英と教官の2ショット

【PHOTO】日本の至宝・久保建英の輝き続ける活躍を厳選ギャラリーでお届け!2017~2020
 

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