「スペイン中を驚愕させた」久保建英が現地紙選定の“2つのベスト11”に堂々の選出!「ラ・リーガに革命を起こす」

2020年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

降格3チームからは唯一の選出

チームは降格したとはいえ、高い評価を受けた久保。(C) Getty Images

 レアル・マドリーからマジョルカにレンタルされていた久保建英は、35試合に出場して4ゴール・4アシストという成績でラ・リーガのファーストシーズンを終えた。

 チームは19位で2部降格の憂き目に遭ったものの、とりわけ終盤戦は孤軍奮闘と言っても過言ではないパフォーマンスを披露した19歳の若武者を、現地メディアも高く評価しているようだ。

 スペイン全国紙の『MARCA』は、シーズン終了を受けて、ベストイレブンをはじめラ・リーガの5つの項目別11人を選定。その中の2つに、久保が名を連ねた。
 
『MARCA』紙が選出したのは、「ゴールドイレブン(ベストイレブン)」、「シルバーイレブン(ベストイレブンの次点)」、「発見されたイレブン」、「失望のイレブン」、「21歳以下のベストイレブン」の5つ。久保が選ばれたのは、「発見されたイレブン」と「21歳以下のベストイレブン」だ。

「発見されたイレブン」は、「華々しいシーズンを送り、スペイン中を驚かせた。市場価値を2、3倍にして、サッカーファンを驚愕させた。ラ・リーガに革命を起こした11人だ」と紹介。3-4-3の左サイドハーフでセレクトされた久保のほか、同じくマドリーが保有権を持つMFマルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダ)やそのリーガ王者でレギュラー格となったMFフェデリコ・バルベルデ、バルセロナで衝撃のデビューを飾った17歳のアンス・ファティ、バレンシアの俊英MFフェラン・トーレスら錚々たるメンバーがピックアップされている。

 また、「21歳以下のベストイレブン」では、日本代表MFは3-4-3のトップ下で選出。「発見されたイレブン」と同じような顔ぶれだが、こちらはマドリーの20歳FWヴィニシウス・ジュニオールがチョイスされている。

 ちなみに、「失望のイレブン」を除くと、マジョルカ、レガネス、エスパニョールの降格3チームから選ばれたのは、久保だけだった。この事実からも、苦しいチーム事情のなかで、このティーンエージャーがどれだけ奮戦していたかが分かるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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