「乾貴士の再獲得は、スポーツ面か商業面か?」エイバル幹部の答えは――

2020年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本のマーケットがここまで拓けるとは…」

ここまで28試合に出場し、2ゴールを挙げている乾。(C)Rafa HUERTA

 スペインのラ・リーガとインスティトゥト・セルバンテス東京が主催する「ラ・リーガ オンラインセミナー」の第3回が、7月6日に開催された。

 1回につき1クラブを紹介する同講座、今回取り上げられたのは、日本代表MF乾貴士の活躍で日本でもすっかりお馴染みになったエイバルだ。

 クラブの常務取締役を務めるジョン・アンデル氏がオンラインで出演し、人口わずか2万7406人のエイバルの街や、クラブの歴史と現状などを説明した。

 また、15年夏にフランクフルトから乾を獲得をしたのは、単純に欲しいポジションの選手だったからで、「日本のマーケットがここまで拓けるとは想定していなかった」と言及。商業面の効果は、嬉しい誤算だったと明かしている。

 受講者との質疑応答では、「乾選手を再獲得したのは、競技的な面(純粋な戦力として)か。それとも商業面か」という鋭い質問が。これには、「スポーツ面だけを考えて獲った」とし、「ベティスでは試合に出場できていなかったので、オファーを出した。この先も活躍してほしい」と期待を込めた。

 すでに初昇格以来6シーズン連続の残留を決めているエイバル。乾の活躍とともに来シーズンの躍進に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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