マジョルカの1年での2部降格が決定!久保建英が奮闘も救世主になれず…

2020年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

積極果敢にシュートを放つが…

グラナダ戦で13試合連続のスタメン出場を果たした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間7月16日に開催されたラ・リーガ第37節で、久保建英が所属する19位のマジョルカが、ヨーロッパリーグ出場権争いに食い込んでいる10位のグラナダとホームで対戦した。

 勝っても他会場の結果によって降格が決定する可能性があるこの試合で、久保は右サイドハーフで13試合連続の先発出場を飾った。

 その久保は13分、右サイドから持ち込んでシュートを放つが、GKの正面を突く。その後も果敢にシュートを狙い積極性を見せた。

 迎えた20分、左サイドから抜け出したクチョが、エリア内でDFを切り返しでかわして右足のシュート。鮮やかな一撃で先制ゴールを挙げる。

 このまま1点リードで折り返すかと思われた前半アディショナルタイム、マジョルカはヴィクトル・ディアスに豪快なシュートを叩き込まれ、同点に追い付かれる。その後も押し込まれてピンチを招いたが、何とか凌いだ。
 

 勝点3が必要なマジョルカは後半開始早々、右SBポソのクロスにブディミルが合わせるも、この決定機は敵GKに防がれる。

 その後も60分にはセビージャのFK、65分には久保が狙いすました左足のシュートで敵ゴールを脅かす。66分には、ハーフウェイライン付近でマーカーをかわした26番が右サイドから一気にゴール前に持ち込むが、味方にパスを通すことができなかった。

 そして69分、敵のシュートコーナーからカルロス・フェルナンデスにヘッドを決められ、逆転を許す。

 負ければ降格決定のマジョルカは、さらに80分にDFセドラルがラフプレーで一発退場。最後は猛攻を仕掛けたが、守備を固めるグラナダ戦のゴールをこじ開けることができなかった。

 このまま1-2で敗れたマジョルカ。1試合を残して、昇格から1年での降格が決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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