「疲れ知らずの日本人だ」長谷部誠、ブンデス公式の19-20シーズンのエキサイティングな“記録ホルダー”に選出!

2020年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドイツで二度の優勝カップを掲げた」

ドイツでも改めてその存在感が浮き彫りになった長谷部。 (C)Getty Images

 新型コロナウイルスの影響での中断を挟みながらも、ドイツのブンデスリーガは2019-20シーズンを消化。各クラブは休暇に入り、9月18日に開幕が決定した、来シーズンに向けて準備を進めている。

 そんななか、ブンデスリーガ公式HPでは19-20シーズンに「新記録」を打ち立てた、「19-20シーズンでエキサイティングな印象を残したプレーヤー」を特集。そのうち、フランクフルトに所属する長谷部誠も登場し、「アジア人歴代最多となるブンデスリーガ出場記録」を更新した実績が紹介された。

 36歳のベテラン戦士は、公式戦23試合に出場し、計1966分プレー。6月5日に行なわれたマインツ戦で、元韓国代表のチャ・ボンクン氏の記録を更新し、アジア人として歴代最多のブンデスリーガ通算309試合出場を達成した(シーズン終了時までには計311試合に記録を伸ばしている)。

 ブンデスリーガの公式HPでは、「彼は12年間にわたってドイツリーグとともにあり、アジア出身者としてブンデスリーガで最も多く試合に出場した選手となった。疲れ知らずの日本人。彼はプレーヤーとして十分なパフォーマンスを見せているだけではなく、ヴォルフスブルクでリーグ制覇、フランクフルトでDFBポカールカップ優勝を経験し、ドイツで二度の優勝カップを手にしている」と偉業を称えている。

 長谷部はフランクフルトと2021年6月末まで契約を延長し、来季もプレーヤーとして参加することが発表されている。膝の手術のために最終節のパーダーボルン戦に参加せず、日本に帰国したが、手術は無事に終わり、7月末にはチームに合流する見込みのようだ。

 というのも、フランクフルトは8月に再開されるヨーロッパリーグのラウンド・オブ16第2レグ、バーゼル戦が控えている。長谷部がヨーロッパの大舞台で戦う姿を見せてくれる可能性は、低くなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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