「イヌイに苦しめられた」乾貴士がエイバル残留を決める勝利に貢献! エスパニョール番記者も脱帽

2020年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

フル出場で勝利に貢献

2試合ぶりの先発を飾った乾。(C)Rafa HUERTA

 現地時間7月12日にラ・リーガ第36節が行なわれ、乾貴士が所属するエイバルは、アウェーでエスパニョールと対戦した。

 乾は2試合ぶりの先発出場で、先制点となるPKを誘発。後半は攻守にわたって走り続け、4試合ぶりの勝利に貢献している。

 この試合の乾のプレーを、スペイン紙『MARCA』は最高タイ記録となる「星2」で高く評価した。

 さらに、『AS』紙のエスパニョール番記者であるアルベルト・マルチネス記者は、乾とマッチアップしたヴィクトル・ゴメスの出来を、「ただの穴。イヌイとの対峙に苦しみ、片手で1点を奪われる不条理なペナルティを侵し、複数回にわたってサイドをえぐられた」と辛口評価。エスパニョールのオスカル・メレンドへの寸評でも「イヌイを相手にV・ゴメスをサポートできず、攻撃でも繋ぎ損ねた」と綴り、左サイドで躍動していた乾に‟してやられた"と評している。

 現地局『Esports3』の寸評でも「乾のプレーに誘われてV・ゴメスが思わず腕を広げてしまい、1点となるPKの奪取に成功した」と称えている。 

 また、この試合の後に行なわれたセビージャとの一戦でマジョルカが敗れたため、1部残留が決定。エイバルの公式SNSにはロッカールームで乾を含めた選手たちの集合写真をアップし、「エイバル残留決定! ファンの皆様おめでとうございます」と喜びを伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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