香川真司“怒り”のゴールも焼け石に水!格下オビエドに4発完敗のサラゴサ、まさかの5戦4敗で自動昇格に黄信号

2020年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半頭から途中出場

オビエド戦で今シーズン4点目を決めた香川だったが……。(C)Getty Images

 現地時間7月12日に行なわれたラ・リーガ2部の第40節で、香川真司が所属する3位のサラゴサが18位のオビエドとホームで対戦した。

 勝てば、岡崎慎司がプレーするウエスカを抜いて、自動昇格圏の2位に立てる重要な一戦で、香川は4試合連続のベンチスタートとなった。

 ここにきて4試合勝ちなし(1分け3敗)と大失速しているサラゴサは、この試合でも開始15分に失点。いきなりリードを奪われる。

 その後も反撃するどころか、残留争いに巻き込まれている相手に押し込まれる展開が続く。前半終了間際には、敵のFKからサンガリにゴラッソを叩き込まれ、2点目を奪われた。

 たまらず後半の頭からグティに代えて香川を投入したサラゴサだが、開始数十秒でPKを与えてします。しかし、これは敵FWロドリゴのキックミスに助けられた。

 51分には、エリア内でパスを受けようとした香川が倒れるが、ノーファウル。23番は血相を変えて猛抗議をしたが、VAR検証さえも行なわれなかった。

 日本代表MFの投入もあって攻撃が活性化し、後半最初の20分はリズムの良かったホームチームだが、次第に停滞。ボールは保持するものの、なかなかチャンスを作り出せない。

 79分に絵に描いたようなカウンターから3点目を献上すると、後半アディショナルタイムにも失点し、万事休す。その後にリナレスがゴールを挙げ、さらに試合終了間際には香川が落ち着いてPKを決めたものの、焼け石に水だった。

 2-4の完敗で、ここ5試合でまさかの4敗目を喫したサラゴサ。残りは2試合、自動昇格に向け黄信号が灯っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
 

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