【J1ベストイレブン】“多摩川クラシコ”で4得点に絡む大暴れの元セレソンがMOM!完勝の川崎からはさらに3選手をセレクト

2020年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中出場から2得点。横浜からは天野純を選出

サッカーダイジェストWeb編集部が選んだ「第3節のベストイレブン」

 J1リーグは、平日開催となった7月8日に各地で第3節の9試合が開催された。その試合で活躍した選手の中から、サッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

 今節のMVPに選定したのは、川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンだ。敵地で行なわれたFC東京との"多摩川クラシコ"では高いクオリティを発揮。17分の大島僚太の先制点をチャンスメイクすると、23分には自身もヒールショットで追加点。さらに3、4点目にも絡むなど大暴れ。元セレソンの実力を遺憾なく発揮した。

 まさに完勝の出来だった川崎からは、さらに3選手をセレクト。3、4点目を記録し、試合を決定づけたFW長谷川竜也。L・ダミアンのゴールをアシストし、その後も得点に絡み攻守に貢献したDF山根視来。さらに、中盤を支配し、セカンドボールをことごとく回収したMF田中碧と、最多4選手を選んだ。

 柏レイソルとの昇格組対決を制し、14年ぶりとなるJ1勝利をもぎ取った横浜FCからは2選手をチョイス。1得点・1アシストで勝利の立役者となったMF松浦拓弥と、先制点を決めた斉藤光毅。両選手とも90分を通じて相手DFを翻弄し続け、勝利に貢献した。

 同じく2選手を選んだのは、鹿島アントラーズに2-0と完封勝利した北海道コンサドーレ札幌。最後まで安定したセーブと、足もとのフィードも冴えたGK菅野孝憲。鈴木武蔵の先制ゴールをお膳立てしたDF宮澤裕樹を選んだ。

 そのほか、チャンスメーカーとして抜群の働きを見せたセレッソ大阪の丸橋祐介、2得点に絡む活躍でフル出場した浦和レッズのレオナルド。湘南との"神奈川ダービー"を制した横浜F・マリノスからは、途中出場で停滞していた攻撃陣を活性化させ、自身も2得点を挙げた天野純を選出した。

 今季は5人交代枠の影響もあり、途中出場からMOMの活躍を披露している選手が増えている。特に、大分トリニータは2戦続けて交代出場選手の得点で勝利を収めるなど総合的なチーム力を発揮している点にも注目だ。
 

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