ベルギー1部シント=トロイデンが新ユニホームを発表! 来季開幕は8月9日アンデルレヒト戦の予定

2020年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人選手は5人が所属

来季ユニホームを着用した選手たち。中央が鈴木優磨、右から2番目がシュミット・ダニエル、右端が松原后。(C)STVV

 7月9日、ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)が来季ユニホームを発表した。

 STVVには現在、鈴木優磨、シュミット・ダニエル、伊藤達哉、松原后、中村敬斗ら5人の日本人選手が所属。「DMM.com」のオーナーが会長を務めて3季目に突入する2020-21シーズンでまとう、新たなユニホームを公開した。

 今季からイタリア・ボローニャに本拠地を置くマクロンS.P.Aがサプライヤーとなり、デザインは日本人デザイナー、栄良太氏が担当。イエローがトレードカラーになる1stユニのコンセプトは「飛躍」。STVVのトレードマークであるカナリアの羽を散りばめ、マーブル模様のデザインとなっている。また、2ndユニホームは昨季に続いて日本BEAMSが担当し、水尾旅人氏がデザインを手がけた。

 ユニホームの着用モデルを務めた鈴木、シュミット、松原が来季に向けての抱負を語った。松原は「まだ公式戦1試合しか参加できていないので、しっかりまずはスタメンを確保して、ピッチで力を発揮できるように頑張ります」とコメントした。

 会見に登場した立石敬之CEOは「昨季は打ち切りということもあり、12位という平凡な記録で終わったが、来季はもっと上を目指し、必ず(プレーオフに参加できる)8位までに入りたい」と抱負を述べた。

「3季目を迎えて、ここから旅立った冨安(健洋)や鎌田(大地)が5大リーグで活躍してくれているのはうれしいこと。(新加入となった)中村敬斗選手に関しては高校時代からよく知っているし、オランダでの経験もあるので、心配していない。彼のメンタリティーや持っているスキルを含めて、十分にやっていけると思っている」

 また、新型コロナウイルスの影響は移籍市場にも大きく影響しているようだ。「ヨーロッパでは新型コロナウイルスの影響で収支が見えない状況が続いており、1億円以下のディールが少し動いているくらいの状況。大きな投資はできない」と苦境も明かした。
 
 ベルギー・リーグは8月9日に2020-21シーズンの開幕を予定しており、STVVはアンデルレヒトと対戦する予定だ。無観客試合で行なうかなどのレギュレーションについての詳細は発表されていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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