劇的同点弾のガンバ渡邉千真が途中投入で意識していたこと「パトリックと組んだときは…」

2020年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「点を取るしかなかった…」

途中投入で結果を出した渡邉。写真:徳原隆元

[J1リーグ3節]名古屋2-2G大阪/7月8日/豊田スタジアム

 G大阪は開始わずか6分にDF三浦弦太が幸先よく先制するも、その後名古屋に2点を決められ、前半のうちに逆転を許した。後半は61分に前線の3枚に代えて、MF倉田秋、FWパトリック、FW渡邉千真を一気に投入し攻勢に出る。

 猛攻を仕掛けるG大阪だったがなかなか得点に結びつかず、このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム2分に、途中出場の渡邉が劇的な同点弾を挙げ、勝点1を得た。
 
 試合後フラッシュインタビューに応じた渡邉は、「チームとしては先制したのにもかかわらず、逆転されました。負けていたし、点を取るしかなかったので、ゴール目指してやっていた」と途中出場を振り返った。
 
 チームに勝点をもたらした貴重な同点弾は、ペナルティエリア内に供給されたロングボールに反応したパトリックが頭で折り返し、これに渡邉が胸トラップして右足を振り抜いた。
 
「パトリックと組んだときは、今日みたいに負けている時とかは、とくにロングボールが増えてくるので、そこのこぼれ球を意識していた。(パトリックが)うまく落としてくれて、うまくこぼれ球を拾って打てたかなと思います」
 
 前節の大阪ダービーの敗戦を払しょくしようと臨んだ一戦だっただけに、「今日も勝てていないので…」と反省しきりだった渡邉。それでも、「追いついて負けなかったことはポジティブに捉えて、次試合があるので、次は勝てるように頑張ります」と次戦に向けての意気込みを語っている。
 
 G大阪は次節、再び中3日となる7月12日に、アウェーで清水と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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