「ミナミノとオリギは助けになっていない」元イングランド代表FWが南野拓実のクオリティーに疑問符?

2020年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「途中出場でゴールを決めれば、満足しているように見える」 

フィルミーノのバックアッパーとして期待されているオリギ(27番)と南野(奥)。(C)Getty Images

 30年ぶりのトップリーグ制覇を果たしたリバプールは現地時間7月5日、プレミア第33節でアストン・ビラと対戦。2-0で勝利を収めた。

 この試合では、ディポック・オリギが3トップの中央で起用されたが、いい形でフィニッシュに持ち込めず、60分にCFのレギュラーであるロベルト・フィルミーノと交代。リバプールが2ゴールを挙げたのは、その後だった。

 このベルギー代表FWのパフォーマンスに苦言を呈したのが、元イングランド代表FWのイアン・ライトだ。1月に加入した南野拓実とともに、強力3トップのバックアッパーのクオリティーに疑問符を投げかけている。

 英紙『Metro』の取材に応じたライトは、「この試合は、モハメド・サラー、フィルミーノ、サディオ・マネの3トップが素晴らしいことを証明しただけだ。特にフィルミーノの代役といわれるオリギやミナミノのについては今日までの様子を見て、心配している」と語った。

「ふたりとも、(3トップの)バックアッパーとして不十分だと思う。今のリバプールにおいて、助けになっていない。言われているような、フィルミーノの代役を果たせているかというとノーだ。特にオリギは『フィルミーノのバックアッパー』に慣れすぎているんじゃないか? ベンチからスタートして、途中出場でゴールを決めれば、それで満足しているように見える」 

 また、南野については「彼もまだチームを助けているわけではない」とし、「代わりとしての結果を残していない」と手厳しかった。

 そのアストン・ビラ戦では、リーグ再開後初めて出番を与えられなかった南野。8日のブライトン戦で、この評価を覆すような活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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