「クボにしがみついている」久保建英頼みのマジョルカの現状を地元紙が指摘!「誰もが認めるリーダーになった」

2020年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クボの重要性は飛躍的に高まっている」

34節のアトレティコ戦でも孤軍奮闘した久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間7月3日に開催されたラ・リーガ第34節で、久保建英が所属するマジョルカは、"ビッグ3の一角"アトレティコ・マドリーとのアウェーゲームに臨み、0-3の完敗。これで再開後の7試合で1勝1分5敗となり、残留圏まで6ポイントと崖っぷちに追い込まれている。

 この試合でも久保は孤軍奮闘。42分には、敵左SBマヌ・サンチェス、MFコケを立て続けにかわしてゴールに迫るなど小さくないインパクトを残した。

 ここ数試合、攻撃が久保頼みになっているのは明らかだ。実際、マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は「久保にしがみついている」と題した記事で、その点を指摘している。

「コロナウイルスによる再開後、マジョルカは、この日本人のセンセーショナルなパフォーマンスに依存している。そのスピードとドリブルの能力のために、チームの攻撃は彼の足下を通過する」
 

 さらに記事は、「タケ・クボは、誰もが認めるマジョルカのリーダーになった」として、こう綴っている。

「ビセンテ・モレーノの監督のシステムにおけるクボの重要性は、飛躍的に高まっている。まだ19歳と若いにもかかわらず、彼はプレッシャーを感じているようには見えず、試合で主人公になろうと常に努めてきた」

 この若きサムライ戦士が名実ともにマジョルカの中心になっていることを伝えた『Diario de Mallorca』は、こう締めくくっている。

「クボの働きは、リーグ戦の残り4試合で非常に必要だ。プリメーラ(1部)残留は、その成功に大きく依存する」

 久保は自らの手でマジョルカを奇跡の残留に導けるか。まずは、現地時間7月9日に行なわれるレバンテ戦の活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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