【札幌】 J1再開“第1号”を含む2ゴールの鈴木武蔵は「3点目を狙っていた」

2020年07月04日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「3点取れなかったことが、自分としては残念」

2得点の活躍を見せた鈴木が勝利の立役者に。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1第2節]横浜FC×札幌/1-2/7月4日/ニッパツ

 抜群の決定力を見せつけた。

 開始3分、チャナティップのお膳立てから狙いすましたシュートを流し込む。さらに1-1で迎えた53分、スルーパスに抜け出すと、右足で強烈な一撃をねじ込んだ。

 自らのふたつのゴールで勝点3を手繰り寄せる。文字通り、勝利の"立役者"となる活躍ぶりを披露した。

「2点取れたことは本当に嬉しいけど、3点目を狙っていた。1点差だと、同点に追いつかれてしまう怖さがあったので。3点取れなかったことが、自分としては残念です」

 貪欲な姿勢を見せる一方で、この日の先制点がJ1再開"第1号"となったことについては素直に喜ぶ。

「単純に嬉しいですね。まずはチームの勝利を目指していたなかで、結果的に1号を取れて嬉しいです」

 今後の過密日程を乗り切るうえで、チームにも自身にも勢いをもたらすハイパフォーマンスだった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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