【J1採点&寸評】川崎 2-1 鹿島|華麗で豪快な一発を決めた好調アタッカーがMOM!J1通算300試合出場の家長もさすがの存在感

2020年07月05日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――運も味方に付けて勝利

【警告】川崎=家長(43分)、山根(81分) 鹿島=内田(17分)、町田(76分)、永木(87分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長谷川竜也(川崎)

[J1第2節]川崎2-1鹿島/7月4日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
谷口のポジションの是非はあるものの、運も味方につけ、開始2分に先制に成功。その後はミスも見られたが、3トップを上手く活かして30分に長谷川が追加点。直後に失点したのは反省材料も、イレギュラーな環境でしっかり勝ち切ったのは今後につながる。家長、チョン・ソンリョンらも候補も、華麗なトラップから目の覚めるような一発を決めた長谷川をMOMに選出。

【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
1失点は味方のオウンゴール。それよりも後半は果敢な飛び出しでピンチを防ぎ、勝利を手繰り寄せた。
 
DF
13 山根視来 6
ゴール前では果敢なブロック。攻め上がった際はシュートも狙ったが、精度の向上が今後の課題だろう。
 
4 ジェジエウ 6
スピ―ドを活かしたカバーリングと対人の強さで鹿島攻撃陣に対応。危なっかしいシーンもあったが、谷口と連係してオウンゴールでの1失点に抑えた。
 
5 谷口彰悟 6.5
開始2分に家長のクロスに合わせて先制点をマーク。狙っていたセットプレーで結果を残した。守備面では最終ラインを統率。
 
2 登里享平 6(83OUT
無観客試合だったからこそ味方にかける声の的確さが光った。粘り強い守備から果敢なオーバーラップも。

MF
25 田中 碧 5.5
39分には相手にカウンターを食らいそうなシーンを強烈なスライディングで阻止。"闘う姿勢"は好印象。ただ、この日は鹿島の守備に狙われた感もあり、パス出しが遅れる場面もあった。次戦での奮起にも期待して5.5に。
 
10 大島僚太 6.583OUT
52分に脇坂に送ったスルーパスなどセンスはやはり別格。トラップひとつで相手を外す術にも長け、川崎らしさを象徴した。
 
 

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