サガン鳥栖は７月４日、クラブの公式ツイッターを更新し、リーグ戦再開に向けてクラブOBからのメッセージ動画を投稿した。

　22秒の動画冒頭では「みなさんコンニチワ、フェルナンド・トーレスです」と日本語で挨拶すると、「Jリーグ再開を喜び、サガン鳥栖の更なる活躍を心より願っています。サガンティーノの皆さまの安全と健康を祈りながら、挨拶のメッセージを送ります。近いうちにまたみなさんに会いたいです」とファンにエールを送った。

　この投稿にファンからは「ありがトーレス」と感謝の言葉のほか、「今日の大分戦を見守っていてください」「スペインも今大変だと思うけど気をつけて頑張ってください！」などのコメントが続々と寄せられた。
 

　フェルナンド・トーレスは、2018年７月にアトレティコ・マドリーから鳥栖に加入し、昨年８月23日のヴィッセル神戸戦を最後に現役を退いた。その一方で、引退後も母国スペインに拠点を置きながら、サガン鳥栖のアドバイザーとしてクラブに貢献している。

　昨季は15位と最終節でなんとか残留を決められた鳥栖だが、地域的な条件も良く、コロナ禍のなかでも全体トレーニングを一番早く再開しただけに、リスタート後の期待も膨らむ。

　敵地に乗り込んで行なわれる、大分トリニータとの"九州ダービー"でファンの、そしてクラブOBの期待に応えるプレーを見せられるか。

　再開後のJリーグ、サガン鳥栖にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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