アジア選手のW杯ベストゴール候補に、遠藤保仁と本田圭佑がノミネート!「スローモーションのように…」

2020年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

投票は7月10日まで

2010年に続き、2014年大会のゴールもノミネートされた本田(左)。遠藤(右)のFKとともに鮮やかな一撃だった。 (C)Getty Images

 6月26日、アジア・サッカー連盟(AFC)は、アジア人選手がワールドカップで決めた最も優れたゴールを選出する企画を発表した。

 AFCは「4年ごとに開催されるワールドカップは、世界中の何百万人ものファンの心に火をつける。AFCではこれまでの素晴らしいゴール20選を紹介し、地球上で最も偉大な大会に対してのアジアの貢献を改めて認め、最も優れたゴールを決める」とコメントし、まずは10ゴールが発表された。

 そして7月3日、「セミファイナル2」とされる残りの10ゴールを選出。日本からは、セミファイナル1でもノミネートされた本田圭佑が、2014年ブラジル大会で決めた鮮やかなシュートと、最多キャップを誇る遠藤保仁が2010年南アフリカ大会で決めた直接FKがセレクトされている。

 本田のゴールは、2014年6月14日に行なわれたコートジボワールとのグループリーグ第1戦の先制点。16分にエリア内でパスを受けた本田が、ワントラップでマーカーをかわし、左足で豪快に決めてみせた。「4年前の見事なFKから一転、今度はまったく趣向の異なる、しかし同じように素晴らしいゴールで日本代表のワールドカップをスタートさせた」(AFC公式)と称えている。

 そして、遠藤のFKは、2010年6月24日に行なわれたデンマークとのグループリーグ第3戦で決めたもの。右ポストをかすめるに柔らかい軌道を描いたボールがネットを揺らし、AFC公式は「大舞台で日本のレジェンドが残した、メモリアルゴールだ」と評した。

「1000試合以上に及ぶキャリアのなかで、彼は数えきれないほどの能力を発揮してきた。この約25ヤードからの得点は、確かにパワーでは他のゴールでは劣るかもしれない。まるでスローモーションで空中に浮いているように見えたボールは、見事なカーブを描いてゴールに収まり、日本の勝利を引き寄せた」

 そのほか、韓国代表ソン・フンミンが2018年ロシア大会で決めた圧巻のミドルシュートなどが候補に選出されている。

 これで候補20選がすべて出そろい、日本代表戦士のゴールは4つとなった。7月10日まで行なわれる投票で、ファイナル進出を果たすことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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