「オンでもオフでもエース」本田圭佑が投稿した再開戦の様子&クラブ支持のコメントにファンも賛同!

2020年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボタフォゴはグループの2位に浮上

キャプテンマークを巻いてフル出場した本田圭佑。(C)GettyImages

 Jリーグが再開された週末、地球の裏側ブラジルでも本田圭佑がリスタートマッチを戦った。

 現地時間の28日、本田の所属するボタフォゴは、中断明けのカンピオナート・カリオカ(リオ・デ・ジャネイロ州選手権)の第4節をホームで無観客のなか開催。カボフリエンセと対戦し、6-2で勝利を収めた。この日本田はキャプテンマークを巻いて先発、フル出場を果たした。

 いまだに新型コロナウイルスの影響が深刻な状況にあるブラジルだが、リオ・デ・ジャネイロ州では、南米の先陣を切って、州選手権を開催。18日のバングー対フラメンゴ戦から再開していた。

 現状を危惧したボタフォゴとフルミネンセの2チームは、感染拡大を抑制できていない状況での公式戦再開に反対の立場を取っており、22日に予定されていた試合は延期していた。当初は不参加を認められていたが、その後に今週末から復帰するよう裁判所の判断が下され、この日の試合を迎えていた。
 
 ボタフォゴは入場時に「優れた対策とは命を尊重するもの」と書かれた横断幕を持ち、ユニホームの背中に「新型コロナウイルス感染症と最前線で闘うプロフェッショナルに感謝を」とのメッセージが入ったものを着用してプレーするなど、州選手権に復帰したものの抗議の姿勢も崩さなかった。

 本田は試合後に自身のインスタグラム(@keisukehonda)を更新すると、この入場シーンを含む試合の写真4点とともに、「素晴らしいチームの努力!バモス、ボタフォゴ」とクラブを支持するコメントを投稿した。

 この投稿にファンからは、「いいプレーだった」「プレーヤーとしても人としても素晴らしい!」「フィールドのオンでもオフでもエースだ!」など、当日のプレーだけでなく、本田のピッチ内外での影響力を称えるコメントも寄せられている。

 リオ州は26日、当面は距離を4メートル以上あけるという条件付きで、7月10日からファンのスタジアム入場を認める決定も下している。

 ボタフォゴはこの日の勝利でボアビスタと勝点7で並びグループAの2位に浮上。上位2チームが突破できる準決勝へ向けてグループリーグ最終節となる次節は、7月1日にアウェイでポルトゥゲーザとの対戦が予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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