「安心して観ることができました」村井満チェアマンが4か月ぶりのJ再開に謝意。選手のプレーには…

2020年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どれもが見ごたえのあるゲームだった」

Jリーグが村井チェアマンのコメントを発表した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは6月27日、約4か月ぶりに再開・開幕を迎えたJ2・J3リーグに対しての村井満チェアマンのコメントを発表した。
 
 長きに渡る中断期間を経て、異例のリモートマッチ(無観客)で行なわれたJリーグ。ハイタッチは原則、腕同士で行なうことや、それぞれの選手に専用の給水ボトルを用意するなど、そのほかにも様々な感染予防策を講じたうえで、J2・9試合、J3・7試合の計16試合が行なわれた。
 
 村井チェアマンは、「クラブの運営担当をはじめ、スタッフの皆さんがガイドラインに沿った試合運営を心掛けてくれて、安心して観ることができました」と、感染対策を念入りに施した試合運営を称賛。試合については、「接戦を演じた引き分けが6試合、そして7チームが魅力的な攻撃力を披露し、3点以上を得点しました。どれもが見ごたえのあるゲームだったと思います」と感想を述べている。
 
 すべての試合が無観客で行なわれた今節であったが、重要な再開初戦とあって選手たちもスタートダッシュを切ろうと、並々ならぬ決意で臨んだ。そのため、白熱した好ゲームが多かった。
 
「リモートマッチからのスタートとなり、試合の熱量に関してやや不安もありましたが、いざ試合が始まれば、体調管理をしっかり行い公式検査にも協力していただいた選手たちが、4か月のブランクを感じさせない全力のプレーを見せてくれました」
 
 村井チェアマンは最後に「今日の再開、開幕を支えてくださったすべての皆さまに、改めて感謝申し上げます」と改めて謝意を表明した。スタジアムでの観戦こそ叶わないものの、サッカーファンにとって心待ちにしていた週末がついに戻ってきた。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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