英紙がリバプール全選手の“貢献度”を採点! ファン・ダイク&マネが満点、南野拓実は最低タイの評価に

2020年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「判定を下すのはあまりにも早すぎる」と前置き

今季のプレミアリーグは残り7試合。南野の奮起に期待がかかる。(C)Getty Images

 現地木曜日のゲームで2位マンチェスター・シティがチェルシーに敗れ、リバプールの30年ぶり19回目のトップリーグ優勝が決まった。ユルゲン・クロップ監督をはじめチームもサポーターもこの朗報を受けて歓喜が爆発。マージーサイドの夜は真紅に染まった。

 一夜明け、英メディアは一斉に名門リバプールの復活劇を取り上げた。そんななか、高級紙『The Guardian』は今シーズンここまでのリバプール全選手の採点を、プレミアリーグ制覇への貢献度を前提に敢行。10点満点中、守備の要であるDFフィルジル・ファン・ダイクと攻撃の切り込み隊長であるFWサディオ・マネのふたりがトップ評価の「10」を得た。

 ほかにも主軸メンバーのFWモハメド・サラー、MFジョーダン・ヘンダーソン、FWロベルト・フィルミーノ、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、GKアリソンといった面々が軒並み「8」以上の高い評価を勝ち取っている。

 一方で、怪我に泣かされたMFナビ・ケイタ、Mアレックス・チェンバレン、MFジェルダン・シャキリらは平均以下の評価で、冬に加入した南野拓実には、シャキリおよび若手3選手とともにワーストの「5」が付けられた。

 
 同紙は日本代表FWに対して次のような寸評を添えている。

「ザルツブルクから1月に加入したため、判定を下すのはあまりにも早すぎるだろう。今季のチャンピオンズ・リーグでリバプールを相手に存分な働きを示し、リバプールに725万ポンド(約9億8000万円)のバーゲン価格での獲得を決めさせた。とはいえこれまでのところ、クロップのチームで足場を固めるためには、出場機会を十分に与えられていない」

 今後への期待を込めた論調のように聞こえてくる。加入以降の南野のプレミアにおける戦績は、5試合に出場(139分間)して0得点・0アシスト。先発はわずか1試合記録したのみで、採点「5」は妥当な評価だろう。

 今シーズンの公式戦はリーグ戦7試合を残すのみとなった。確実に訪れるだろうプレー機会を活かして、移籍後初ゴールを挙げておきたいところだ。

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