敵将も目を細めているようだ。

　現地時間６月24日に行なわれたラ・リーガ第31節で、首位のレアル・マドリーはマジョルカをホームに迎え、２-０で勝利を収めた。

　19分にルカ・モドリッチのパスを受けたヴィニシウス・ジュニオールのゴールで先制点すると、56分にも主将のセルヒオ・ラモスが鮮やかなFKを決めて加点。地力を見せつけた格好だ。

　この試合で、小さくないプレゼンスを発揮したのが、マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英だ。とりわけ、トニ・クロース、セルヒオ・ラモス、フェルラン・メンディを次々にかわして右足のシュートに持ち込んだ62分のシーンは、首位チームを驚かせた。
 

"保有元"であるマドリーのジネディーヌ・ジダン監督は試合後の会見で、久保についてこうコメントした。スペイン紙『Marca』などが伝えている。

「クボは素晴らしいプレーをした。我々は、彼がそういうプレーヤーであることは分かっている。今日もそれを示したんだ。とてもスキルが高くて、常にゴールに向かう。彼のパフォーマンスに驚いてはいない。いつも言っているように、（去就については）今後を見てみよう」

"将来の指揮官"になる可能性があるジダンからも賛辞が贈られた久保。着実に評価を高めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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