久保建英が存在感を発揮も…マドリー保有MFの“劇的無回転FK弾”で裏天王山はドロー決着

2020年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

度々ファウルを受けてピッチに倒れ込む

レガレス戦で6試合連続のスタメンを飾った久保。(C) Getty Images

 現地時間6月19日に行なわれたラ・リーガ第30節で、久保建英が所属する18位のマジョルカが、2ポイント差で最下位のレガネスとの"裏天王山"に臨んだ。

 久保は4-3-3の右ウイングで6試合連続の先発。一方、アウェーのレガネスは、日本代表も率いたアギーレ監督が前節に退席処分を受けたため、コーチのアモールが指揮を執った。

 試合はいきなり動く。開始9分にMFセビージャが壁の下を抜くFKを突き刺し、先制ゴールを奪取。バルサ戦では久保にキッカーを譲るシーンもあった36歳のベテランが、中断明けチーム初ゴールとなる意地の一発を叩き込んだ。

 リードを奪ったマジョルカはその後、押し込まれる展開となる。25分にはアマドゥに強烈なシュートを浴びるも、バーに救われた。

 なかなかいい形にボールを触れない久保は、34分にドリブル突破を仕掛け、アマドゥにファウルで受けてイエローカードを誘発。この試合を通して、日本代表MFは厳しいマークを受けて、ピッチに倒れるシーンが何度もあった。
 
 前半、走行距離は両チームトップタイの5.6キロだった若きサムライは58分、右サイドからドリブルで運び、中央へクロス。しかし、これは精度を欠いた。

 マジョルカは75分に、大ピンチを招くもカリージョの至近距離からのシュートをGKレイナが見事にキャッチ。ゴールを割らせない。

 81分に2人に囲まれながら巧みなキープ力とダブルタッチパスで、味方にボールを渡した久保はその直後の82分までプレー。セニェと代わってベンチに退いた。

 すると88分、久保と同じくマドリーからレンタル中のオスカルが圧巻の無回転FKを叩き込んで、1-1の同点。試合はこのまま終了し、勝点1を分け合う形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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