「以前は慣れない言葉で…」指揮官クロップが明かした、南野拓実の“変化”とは? 公式会見で明かす

2020年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

エバートンとの大一番を前に…

練習後に談笑するクロップと南野。 (C)Getty Images

 新型コロナウイルスの影響で休止していたプレミアリーグが再開した。3か月の中断期間を経て、リーグ首位のリバプールは現地時間6月21日、エバートンとのマージ―サイド・ダービーに臨む。

 現地時間19日に行なわれた、公式記者会見で、ユルゲン・クロップ監督は、まず次のように語った。

「中断前とはすべて違うが、我々はそれを利用しなければならないし、苦しむことはない。再開戦がダービーであることに変わりはないし、両チームにとって重要な試合だ。我々はフットボールができることを何よりも楽しみにしている。この期間で十分なトレーニングをし、ブラックバーン(2部)とのテストマッチもできた。きちんとしたサッカーだったと思うよ」

 ドイツ人指揮官は、モハメド・サラーらの主力選手について「コンディションは100%ではないが、良さそうには見える」と説明。さらには、記者からの質問で今年1月に加入した南野拓実について質問が及ぶと、このように語った。

「新しい選手が加入してきても、最初の数か月は判断に値しないが、大衆がそうしようとするのは知っている。次の試合に臨むまでの準備期間が3週間と、長い時間を過ごしたが、新加入選手にとっては奏功したと思う。タキはいま、100%だ。慣れない言葉でみんなを喜ばせようとしていた時とは、まったく違う表情をしている。今はより落ち着いているよ。とても良いことだ」

 トップリーグ制覇まであと2勝としているリバプール。地元のライバルとの大一番で、南野に出番は与えられるだろうか。試合は日本時間22日、3時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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