好調・鎌田大地が先制点をアシスト! 長谷部誠も先発したフランクフルトがリーグ2連勝を飾る

2020年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグ2連勝に貢献

先制点をアシストした鎌田(15番)。(C)Getty Images

 現地時間6月17日、ブンデスリーガの第32節が行なわれ、フランクフルトはホームにシャルケを迎えた。

 長谷部誠は3バック中央、鎌田大地はツートップの一角で先発出場。鎌田はこれがフランクフルトでの50試合目の出場となった。

 23歳の日本人プレーヤーは好調をキープしており、前半から立て続けに好機を迎える。16分、18分には自ら好機を創出し、22分にはバイタルでフリーになるとためらわず右足を振り抜き、枠内へミドルシュートを放つなど、ゴールへの意欲を見せた。

 ホームチームが主導権を握って迎えた28分、左サイドのコスティッチが粘ってボールを奪うと、すぐに前線の鎌田へパス。背番号15は体勢を崩しながらも、ワンタッチで中央のアンドレ・シウバへパスを送ると、これを受けた好調のポルトガル代表FWはDFを冷静にかわし、落ち着いてGKの動きを見ながら、今季11点目となるグラウンダーのシュートを流し込んだ。

 先制したフランクフルトに対し、シャルケは後半開始からフォーメーションを変えて臨む。だが、50分にセットプレーからアブラアムが頭で押し込み、2-0と突き放す。

 しかし59分、サイドから崩されて1点を失い、スコアは2-1に。徐々にシャルケに流れた傾くなか、68分にはゴール前で再び鎌田に好機が。ダコスタからのパスをすかさず打ったが、ゴール枠上に外れてしまう。

 フランクフルトは69分にヒンターエッガー、ソウの2枚を投入すると、長谷部はアンカーに移動。75分には勢いにのるシャルケの猛攻に遭うが、アブラアムがゴールライン上でシュートをクリアするなど危機を逃れる。

 77分には長谷部へのファウルで2枚目のイエローカードを提示されたシャルケのボズガンが退場処分になり、ホームチームが数的有利となる。

 その後もシャルケの攻め手に苦しめられたが、長谷部ら守備陣が踏ん張り、試合はそのまま終了。フランクフルトはリーグ2連勝を飾った。

 次節、フランクフルトはアウェーでケルンと対戦する。ただ、アシストを一つ増やし、公式戦の記録を10ゴール・9アシストとした鎌田は、イエローカード5枚の累積のため、次節には出場することができない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事