「みんながプレステをしている間も…」ポルトガル代表の同僚がC・ロナウドのストイックすぎる一面を告白

2020年06月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

C・ロナウドとメッシの比較論にも言及

ポルトガル代表で息の合ったところを見せているC・ロナウド(左)とB・シウバ(右)。(C)Getty Images

 ベルなウド・シウバが、2016-17シーズンのチャンピオンズ・リーグで対戦したマンチェスター・シティに、シーズン後に移籍してから3年が経った。

 英公共放送『BBC』によると、ポルトガル代表MFはポッドキャスト『606 Savage Social』で、シティ移籍を「素晴らしい気分だった」と振り返っている。

「シティと対戦したとき、雰囲気が素晴らしかったんだ。試合後に(モナコの)チームメートと『イングランドは本当に雰囲気がいいよな。いつかあそこでやりたい』と話していたんだよ。そうしたらシーズン後に連絡があった。移籍できてうれしかったよ。シティのようなチームでプレーできて、僕はラッキーだ。こんな素晴らしい選手やスタッフと一緒に、これだけのトロフィーを獲得できたのだからね」

 イングランドサッカーには、他国にないものがある。クリスマス時期の試合だ。B・シウバは「クリスマスツリーがまだ飾ってあるんだよ」と明かしている。

「1年半前のクリスマスに母が来てくれたんだ。試合があってポルトガルで家族と過ごせなかったからね。飾りが何もなくて、母が『ツリーを買うわよ』って。僕は『片づけなくなるよ』って言ったんだけど。それで、そのままになったんだ。もう慣れた。年中ツリーがあるのもいいよ。人が望むときはいつでもクリスマスさ」
 

 イングランドでの生活で気に入っているのは「人」だという。B・シウバは「いつも良いムードなんだ。マンチェスターの人たちみたいな活気はなかなか出会えない。パブで隣にいる知らない人とビールを飲むんだよ」と話した。

「(移住は)思っていた以上に簡単だった。天気を除けば、マンチェスターのすべてが簡単だったよ。マンチェスターの人たちはすごい歓迎してくれた。街の中心地は小さいけど、とても親しみがある」

 マンチェスターの街で歓迎されたポルトガルの選手といえば、クリスチアーノ・ロナウドだ。B・シウバは代表のチームメートを「彼にアシストできたと子どもや孫に言えるのは特別だ」と称賛した。

「ピッチ内外で彼は模範的なんだ。ポルトガル代表では、午前に練習して、午後にみんなトランプやプレステをしているけど、彼はジムに行く。大事なとき、もっとも必要だというときに、彼はいつもそこにいてくれるんだ」

 C・ロナウドとライバルのリオネル・メッシの比較について、B・シウバは「議論できない議論だよ」と、どちらが上かを論じるのは無意味と述べている。

「僕は、同時期にふたりを一緒に見られることを特権と感じるべきだと思うんだ。彼らは、歴代最高じゃないとしても、歴代有数のふたりだよ」

 B・シウバの意見に共感する人は多いのではないだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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