「なにがなんでも勝つ!」「状態は100%」久保建英が明かした大一番、バルサ戦への“青写真”

2020年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

前回は2-5の敗北。それでも「僕自身は自信を得た」

いまやマジョルカの押しも押されもしない中軸。バルサ相手の3ポイント奪取に邁進する。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ついにファン待望のリスタートを切ったラ・リーガ。さっそく今週末に注目を集めそうなのが、久保建英を擁するマジョルカが本拠地にバルセロナを迎える一戦だ。

 古巣相手の大一番を前に、日本サッカーの至宝がクラブの公式インタビューに応じた。トレーニング再開以降のチームの仕上がりに十分な手応えを感じているようで、強豪相手の3ポイント奪取を現実的な目標に据えている。

「なにがなんでも勝たなければいけない。相手は首位チームだ。絶対に集中力を欠いてはいけないけど、僕たちならきっとできると信じている。中断開けからハードな練習を積んできたし、状態は100パーセント。より強く、より速くなったと思う。自宅待機中も再開後もスタッフがしっかりケアしてくれたからね」

 カンプ・ノウでの前回対戦は2-5の敗北を喫した。「ゲームの入り方のところで少し問題があった」と振り返り、「同じことを繰り返してはいけない」と気を引き締める。そして「あの試合は結果が出なかったけど、僕自身は思っていたよりやれた実感があって、自信を得た。明日はここで勝ってスタートを切りたい」と語気を強めた。

 11試合を残して、マジョルカは現在18位と降格圏に位置する。1部残留のために久保は「一番大事なのは一戦一戦に意識を集中すること」と話し、「難しいゲームが続くだけに、良いスタートを切らないといけない。最後の最後まで戦い抜くよ」と言葉を続けた。

 
 試合は当面、無観客で開催される。この点について日本代表MFは「僕たちはホームの大声援を受けて強みを発揮するチームだ。今回サポーターはスタジアムに来れないけど、彼らの顔を思い浮かべ、遠くから応援してくれていることを感じながら戦いたい」と、熱いメッセージを寄せた。

 チーム状態がすこぶる良さそうな印象のマジョルカ。はたしてその攻撃の急先鋒となる久保は、バルサ相手に3ポイントをもぎ取る牽引車となれるか。大注目の一戦は、日本時間の日曜日午前5時のキックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】バルサ守備網を切り裂け! 久保建英、今季の"超絶プレー集"はこちら!

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