CLはリスボン、ELはドイツ西部で最終決戦! CL決勝は8月22日か23日に開催へ

2020年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

週明け水曜日のUEFA特別委員会で正式決定へ

CLは前回覇者リバプールを下したA・マドリー(右)など4チームの8強入りが確定している。(C)Getty Images

 先行きが不透明だった欧州2大カップの開催概要がほぼ固まったようだ。ドイツ紙『Bild』が報じている。

 まずチャンピオンズ・リーグ(CL)はポルトガルの首都リスボンでの集中開催が確定。大会は3月11日を最後に中断期間に入っているが、すでに8強にはアトレティコ・マドリー(スペイン)、パリ・サンジェルマン(フランス)、RBライプツィヒ(ドイツ)、アタランタ(イタリア)の4チームが名乗りを上げている。ベスト16の第2レグ・4試合が未消化だ。

 その4試合が実施されたのちに、リスボンでの集中開催がスタート。ミニトーナメントの形式を採用し、準々決勝と準決勝は一発勝負で行なわれ、決勝は8月22日か23日に開催される予定だ。開催地争いは最終的にリスボンとフランクフルト(ドイツ)の一騎撃ちとなったが、ポルトガル勢が勝ち残っていない点などが考慮され、より中立性が高くスタジアムも複数あるリスボンに決まったという。

 
 一方、ヨーロッパリーグ(EL)の集中開催はケルンやデュッセルドルフなどドイツ西部一帯で実施される見込み。こちらはベスト16の第1レグ・2試合、第2レグ・8試合が未消化分がCLより多く、一都市開催も難しい情勢だ。同じく準々決勝以降はミニトーナメントで行なわれる。

 いずれにせよ、最終決定は6月17日のUEFA特別委員会(ビデオ会議)で下される。なおUEFAは加盟するすべての国・リーグに、8月2日までに全日程を終了するよう通達済み。2大カップを勝ち抜いている強豪クラブは、前例のない超過密スケジュールを強いられそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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