刑務所暮らしでロナウジーニョを支えたものは?
パラグアイで勾留されてしまったロナウジーニョが現在の心境を語った。 (C) REUTERS/AFLO
かつてのアイドルが苦境のなかで暮らす現状に対して、本音を漏らした。元ブラジル代表MFのロナウジーニョである。
ロナウジーニョが世間を賑わせる騒動に見舞われたのは、今年3月だ。イベントに参加するためにパラグアイで偽造パスポートを使用して入国したとして、兄のアシスとともに地元警察に電撃逮捕され、刑務所に勾留されたのだ。
4月に計160万ドル(約1億7600万円)の保釈金が支払われて保釈されたものの、現在も刑務所から3キロ離れたダウンタウンにあるホテルで"軟禁"されているというロナウジーニョ。一体、今、彼はどのような心境で生活を送っているのか。
スペイン紙『Marca』によれば、かつてのアイドルは、地元紙『Mundo Deportivo』のインタビューで現在の生活について、次のように語ったという。
「もう60日間もここで暮らしている。けど、このホテルは最高だよ。僕自身はとても落ち着いているし、従業員たちも本当に親切なんだ。サッカーも毎日のようにしているし、ジムもあるから何かしら身体は動かしている」
ロナウジーニョが世間を賑わせる騒動に見舞われたのは、今年3月だ。イベントに参加するためにパラグアイで偽造パスポートを使用して入国したとして、兄のアシスとともに地元警察に電撃逮捕され、刑務所に勾留されたのだ。
4月に計160万ドル(約1億7600万円)の保釈金が支払われて保釈されたものの、現在も刑務所から3キロ離れたダウンタウンにあるホテルで"軟禁"されているというロナウジーニョ。一体、今、彼はどのような心境で生活を送っているのか。
スペイン紙『Marca』によれば、かつてのアイドルは、地元紙『Mundo Deportivo』のインタビューで現在の生活について、次のように語ったという。
「もう60日間もここで暮らしている。けど、このホテルは最高だよ。僕自身はとても落ち着いているし、従業員たちも本当に親切なんだ。サッカーも毎日のようにしているし、ジムもあるから何かしら身体は動かしている」
ホテルで不自由なく生活できていることを明かしたロナウジーニョ。逮捕報道後にカルレス・プジョルやアンドレス・イニエスタ、サミュエル・エトーなどの元チームメイトたちからのメッセージについては、次のように語った。
「僕たちの関係は特別なんだ。バルサやブラジル代表での冒険は本当に美しいものだったからね。共に過ごした仲間からのメッセージはありがたい。彼らからの言葉は本当に僕にとって重要だったし、この嵐も乗り越えるための支えになった」
そして、最後にロナウジーニョは、こうメッセージを残している。
「人生において難しい時期は何度もあった。今も決して簡単な時じゃない。だけど、サッカーをプレーするという喜びを忘れないようにしていた。それで人々をハッピーにできなかったときだけが悲しかった」
サッカー史に残る数々の名シーンを創造してきたロナウジーニョ。彼はここからいかにして立ち上がるのか。誰からも愛されたクラッキの再起に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部